経口避妊薬ピル(低用量ピル)には、本来の目的である避妊のほかにも様々な効用があるようです。
日本産科婦人科学会などがピルの使用指針を改定し、副効用の情報が初めて盛り込まれたとのこと。
ピルの新使用指針で注目されるのが、ピルが避妊以外にも有効な点にあります。
生理痛や、出血量が多い過多月経によって、仕事や家事などに支障を来している女性は少なくありません。
ピルを使うと、こうした症状が和らぎ、月経時を快適に過ごせるようになるほか、顔のニキビの治療に使われる場合もあるそうです。
また、ピルの新使用指針では、ピルの処方前の必須の検査項目が血圧測定と問診だけになり、大変簡略化されています。